今日は、市議会の各常任委員会が開催され、私も厚生保健委員会に出席しました。
会議の中で、先日掲載した《障害者差別禁止条例》についての取り組みの考え方を質問しました。
担当課は、「国で法律が制定されているので、条例は考えていない。」との考え方でした。
しかし、市民の中には、現在も障がい者を差別視している方も見受けられます。
障がいに対して理解を深める啓発運動も必要であると指摘しました。
また、幼稚園・保育所の問題に対しては、市として私立化を推進するように感じていたため
「民間事業者でさえ開園・開所しないほど事業運営に難しい地域では、行政が責任を持って幼児教育をする場所を確保するように検討するべきである。」併せて、「現存の公立幼稚園での延長保育も実施することも検討するべきである。」と指摘しました。
延長保育の実施により、場所によっては、待機児童の解消と幼稚園の継続につながるのではないかと考えます。
その他、各地域での高齢者の見守り事業について、「地域での支援事業の充実を図るためには、地区社協の組織化を推進することが必要であり、未設置の地区へのアドバイスやバックアップに取り組むべき」とも指摘しました。
現状では、行政は何でも自治会組織に頼りすぎることから、一部の方(自治会役員や民生委員等)に負担がかかりすぎている現状を把握してほしいとの考え方から発言しました。
社会福祉(高齢者・障がい者・幼児保育等)全般が所管の委員会のため、その他各担当課に対しても、それぞれ考え方について質問と意見・要望を発言させて頂きました。
